先日、カルスト台地で有名な北九州市小倉北区の「貫山」に登山に行ってきました。今回はトレッキングではなく、頂上をあらかじめ目指していたので登山とします。
ちなみに僕が登山やトレッキングでルートの確認や活動記録を残しているアプリはもちろん YAMAP です。
今回より写真を撮って登っていると結構立ち止まって時間がかかるので SONY のアクションカメラで動画で撮っていく予定でしたが、持っていくのを忘れたのでいつも通りカメラ撮影です。
午前5時起床、6時登山口へ
平日から暇なわけではないのですが6時に吹上峠登山口を目指して出発します。朝早いのは10時からの仕事に間に合うようにという理由と、それくらいの時間までには携帯電話の電波が入るエリアに戻ってきたかったからです。
今回のルート
「吹上峠登山口」から「貫山」を目指し、帰りは別ルートで「観察センター」へ戻るコースです。※下の地図では S がスタート地点
午前6時 吹上峠前の駐車場に到着
天気が曇りということもあり誰もいない。そもそも貫山にはあまり朝早くから登らないのかな。
逆にひとりぼっちの方が気を使わなくて良いのでどんどん進みます。こちらが吹上峠登山道の入り口。前日まで雨だったので少し地面がぬかるんでいます。
今回僕の服装が半ズボンにタイツで少し寒く失敗したかなと思いましたが、登って10分もすれば暑くなったので格好は合っていたようです。
登山開始
とりあえず登ってすぐに岩岩岩。岩って言っていいのかわかりませんが、とにかく岩だらけです。最初は見慣れない光景にウキウキしていましたがこれが結構続きます。
最初はそうでもないのですが、
10分くらい登ると、
そしてさらに登って行くと、
こんな感じで岩だらけです。少し不気味な感じもしますが楽しいです。
そして貫山の途中にある大平台を過ぎ、四方台を目指します。(ここで僕はルート間違い全く別の道をしばらく進んで戻ってきました。GPSと紙の地図大事!)
四方台を経て貫山を目指します。
ここから若干景色が変わります。岩というよりも草になります(適切な表現が解らなくてすみません)
まずはここの一番上まで登る。
道は綺麗ではないですが結構歩きやすいです。
四方台に到着です。天気は悪いけど遠くまで見渡せて景色が良いです。
そしてここからさらに貫山を目指します。一番奥に写っている山です。
ここで誰もいないはずの山中で少し前に出来た感じの足跡を発見します。少し僕だけじゃないという仲間意識がわきましたが、結局この人とは会えずじまいでした。
どんどん進みます。車やバイクの進入禁止のバリケードがあったり、
だんだん貫山も近くなってきます。
そして最後の山を超えると、
登頂です。
いつも単独なので僕が写っている写真を撮ってもらえないのでとりあえず自撮りで。
貫山からの景色
残念ながら曇だったのであまり遠くまでは見渡せませんでした。でもそこそこ見えたので良しとします。
登頂でコーヒを入れていると若い大学生くらいの男の子がやってきました。この時間にここに来るということはおそらく僕と同じ時間くらいから登っているはずなので僕だけじゃない安心感をもらいました。
下山は別ルートで帰ります
同じルートで下りても良かったのですが、別の景色も見たかったので帰りはまた別ルートで下りていきます。
貫山を下りて権現山方面に向かうルートです。
このルートが結構ゴツゴツしてて歩いてて楽しかったです。道はそこまで綺麗ではないですがそれが逆に男心をくすぐると言いますか。
ここまで下りればあとは綺麗な舗装された道路を下ります。
ここら辺まで下りると天気が晴れてきます。チキショー!!
あとはまた岩を見ながらずっと下山です。岩の数が半端無いのでこれだけでも一見の価値はあると思います。
そして観察センターへと到着。
ここからスタートした吹上峠に車を取りに行き、無事終了です。
貫山の感想
普通の山にはない雰囲気で独特な感じでした。また晴れたらもう一度登ってみたいと思います。僕の登ったルートが傾斜もあまりキツくは感じなかったので、結構登りやすいと思います。
ちなみに僕が今回通ったコースタイムは 3時間15分 なのですが僕の場合 3時間50分でした。途中で写真を撮ったりもしているので、あと道を間違えて一度戻ったりしてたのでそれらの時間がかかっていると思います。
常時GPSでの位置確認と紙の地図での確認は大切だなとつくづく思いました。
次は直方市の福智山を目指します。
そのたくさんの岩はカーレンという石灰岩です。石灰岩が雨に溶けて地中にしみ込み浸食を続け長い年月の間に空洞が出来ます。それが平尾台の下にたくさんある鍾乳洞です。カーレンがカルスト台地特有の景観なんですよ。貫山登山したいなぁと思っていたので参考になりました。
あきさんコメントありがとうございます。カーレンという石灰岩なんですね!色々と勉強になります、ありがとうございます。貫山、普通の山と違って独特の雰囲気でしたので是非行ってみてくださいー