先日珍しく温厚な僕が闘争本能をかき立てられた事例がありましたので、闘争本能って本当にあるんだなと思いましたので、下記にその思いをまとめておきたいと思います。
状況説明
とある仕事上の大先輩(直接の繋がりはない)と、最近よく飲んでいる仕事仲間と、三人で大先輩がおすすめと言って連れて行ってくれたクラブ(踊る方)に入店。男性3人の僕達で飲んでいる。
そこに女性(若い)の6人グループが隣の席に座る。綺麗な人たち。その女性グループと仲良くなる。一緒に飲みだす。女性グループは大先輩狙いの雰囲気で大先輩もまんざらでは無い雰囲気。
ここまでは良い。別に何の問題も無い。
そこからその女性グループの連れと言われる男性が1人で入店。そう1人で。とりあえず一緒に乾杯をする。彼も初めてこの店に来たらしい。まあ、ここまではなくもない話、たまにあるある。
そこからさらに2人組の男性が来る。2人組は友達で同じく女性グループに呼ばれて来たといういう。ちなみに先に来た男性1人とは初対面らしい。う、うん。とりあえず一緒に乾杯。
ちょっと話がうますぎる。友達来すぎだし
僕達へのかゆいところへ手が届く絶妙のトークとその美貌、周りには自然に彼女たちの友達を集め場を支配しようとするその手法、まさにプロか。
そこで女性にモテモテで喜んでいる大先輩はとりあえず置いておいて、友達と2人でこの状況の怪しさについて裏で相談する。
そこで出た結論は、
これは新手のキャッチだ
そう決断した瞬間僕達の闘争本能に火が付いた(この時が一番燃えた)。大切な大先輩を危険な目に合わせるわけにはいかないと二人で場を支配しようと試行錯誤する。バケツのような物に入った変わった飲み物を2杯頼み、女性グループ&男性グループに飲ます。そして少し喋る、そしてまた飲ます。僕たちはもう席には着かず通路に立って大先輩を見守る。大先輩は相変わらず楽しそう。
しかしいくら飲ませても僕達3人じゃ9人グループは相手に出来ない
酔わせようとバケツのような飲み物を飲ませても人数が多いのでほぼ効果なし。そして最もシンプルで効果的な方法を思いつく。
「あ 僕達用事があるので帰ります」
大変盛り上がっていた大先輩には悪かったけど僕たちは用事があるのでと店を出る意思を伝える。そして大先輩を連れだして退店。救出成功。
結局はボッタクリバーへのキャッチがどうか解らなかったけど、一緒にいる大切な人を守ろうとする行為がこんなにもテンションが上がるものとは思いませんでした(発見)
人と争うことをあまりしない僕ですが、この時ばかりは逆にどうカモにしてやろうかと無茶苦茶テンションが上ったのを覚えています。闘争本能ってあるんですね。
そんな僕達の熱い思いも知らず大先輩は、
大先輩「あの子(女性)俺に気があったろうが?」
その後、再度3人飲み直しでバーで葉巻を吸いながら「中々あんな綺麗な子たちと飲める機会はないぞ」と大先輩に言われて、そんな夜も悪くはないなと思った正月前の僕でした。
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